女性のがんによる死亡数第1位は大腸がん
「40歳を超えたら大腸内視鏡検査」をおすすめしています
食生活の欧米化など生活習慣の変化から、日本では大腸がんにかかる方が長く増加傾向にあります。最新の「がん統計」では、がん罹患数の第1位(2018年)は大腸がんとなっています。そして、女性のがんによる死亡数でも、大腸がんが第1位(2019年)です。
大腸がんの罹患率は男女ともに40歳を超えると上昇しはじめますので、40歳になったら症状が特になくても大腸内視鏡検査を検討するようおすすめしています。
大腸がんは進行させてしまうと大変な治療が必要になり命にも関わります。ただし、大腸内視鏡検査で早期発見して適切な治療を受ければ、ほとんどが完治を期待できます。リスクが上昇しはじめるタイミングで大腸内視鏡検査を受けることは、将来のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を守ることにつながります。
女性医師による胃内視鏡・大腸内視鏡検査
当院では、女性の方が気軽に胃内視鏡・大腸内視鏡検査を受けていただけるよう、女性医師による内視鏡検査を提供しています。
男性医師による内視鏡検査にストレスを感じる女性は少なくありません。特に大腸内視鏡検査はおしりからスコープを挿入しますので、抵抗感を持ちやすい傾向があります。医療だからと割り切っていても無意識に抵抗を感じていると検査中に全身の筋肉が緊張し、余計な負担につながります。安全で楽な検査のためには、できるだけリラックスできることが重要です。
当院では女性医師による胃内視鏡・大腸内視鏡検査を選択可能にすることで、女性が余計なストレスなくリラックスして検査を受けていただけるようにしております。女性医師が相手ですので、女性特有の体調変化や不調についても気軽にお伝えいただけます。これまで心理的な抵抗を感じて胃内視鏡・大腸内視鏡検査を躊躇していた女性の方も、安心してご相談ください。
こうした方におすすめしています
- 男性医師の検査では緊張する。身構えてしまう、気恥ずかしい、ストレスを感じる
- 男性医師には質問しにくい
- 女性医師ならば相談しやすい
検査や診察で上記のようなお気持ちになったことがありましたら、ご相談ください。
苦痛を最小限に抑え、安心して受けられる胃内視鏡・大腸内視鏡検査を行っています
当院では、鎮静剤を使って眠っているような状態で受けられる胃内視鏡・大腸内視鏡検査を行っています。
より多くの方の胃がんや大腸がんを早期発見し、完治に導くためには、苦痛などへの不安なく安心して気軽に検査を受けていただけるようにすることが重要であると当院では考えています。経験豊富な医師が鎮静剤を使った検査を丁寧に行っていますので、不安のある方もお気軽にご相談ください。
当院の胃内視鏡検査、大腸内視鏡検査の特徴は、こちらをご確認ください
安心できる環境と空間
プライバシーが守られた完全個室で前処置が可能
大腸内視鏡検査では、事前に腸内をきれいにしておく必要があり、そのために時間をかけて下剤を服用する前処置を行います。こうした前処置をご自宅で行うというクリニックが多いのですが、当院では院内の専用個室での下剤服用を可能にしています。院内で前処置を行うことで、いつでも看護師のサポートを受けられますので安全性が高く、下剤を服用するのが不安という方も安心してお過ごしいただけます。専用トイレも個室内にあり、他の方と顔を合わせることなくリラックスしてお過ごしいただけます。
なお、当院では胃と大腸の内視鏡同日検査、土曜日の内視鏡検査なども行っています。ご希望にきめ細かく合わせた対応が可能ですので、なんでもお気軽にご相談ください。