初めての方へ
初診の際に、下記のものをお持ちの場合には、忘れずにご持参いただき、受付にお渡しください。
健康保険証
初診の際には必ずお持ちください。また、再診時でもその月に初めて受診される際にもお持ちください。コピーは不可ですので、原本をお持ちください。
なお、保険証をご持参いただけなかった場合には、診療費を自費でお支払いいただいています。その際、同月中に保険証をご持参いただけましたら、お支払いいただいた金額から保険適用の自己負担分を引いた金額を返却しています。ただし、翌月になってしまうとこうしたお手続きを当院ではできなくなりますので、あらかじめご了承ください。
お薬手帳
お持ちの場合にはご持参ください。投与されているお薬の情報は、診察や処方に必要です。お薬手帳がない場合には、処方されているお薬がわかる明細書や説明書、お薬そのものなどをお持ちいただいても大丈夫です。
紹介状
他の医療機関からの紹介状をお持ちの場合には、ご持参ください。
その他
健康保険証以外の各種医療証、検査結果など、お持ちでしたらご持参ください。
診療の流れ
初診時の、ご来院からご帰宅まで
受付
受付に保険証など、ご持参いただいたものをご提出ください。
問診票をお渡ししますので、ご記入をお願いします。ご記入にお手伝いが必要な場合には、受付スタッフに遠慮なくお申し出ください。また、ご記入時にわからないことなどご不明の点がありましたらご質問ください。Web問診も導入しておりますので、是非ご活用下さい。
待合室
ご記入した問診票を受付にお出しいただいた後は、待合室で少しお待ちください。緊急対応が必要な患者様がいらした場合には診療の順番が変わることがありますが、あらかじめご了承ください。
診察
ご記入いただいた問診票を確認しながら医師が患者様から症状などについてくわしくご質問します。
問診の結果、必要と思われる検査について患者様にご説明してから検査を行います。検査や診療の結果をわかりやすくご説明し、治療方針を決めていきます。処置や治療、処方などに関しても、患者様とご相談した上で決めていますので、ご希望や気になることなどなんでもお気軽にご質問ください。
お会計
院内処方
桜のみち内科クリニックでは、院内処方を採用しています。
お忙しい患者様にとっては「わざわざ薬局に行く必要がなく、スピーディに薬を受け取れる」という利点は、特に大きな価値を持つと認識しており、院内処方体制には力を入れております。その他のメリットとしては、調剤薬局の手数料分、自己負担が少なくて済みます。診察のお支払いとお薬代のお支払いが一回の会計で済みます。
最終的にどちらの処方を採用するかは、院内の在庫・必要となる薬剤の種類や数などを総合的に勘案し、決めさせていただきます。
院内処方をご希望されます方は、なるべくご要望にお応えするようにいたしますので、受付または医師に一言お申し付けください。
なお、現在の日本の制度では、規制上、院外処方と院内処方を同時に行うことができません。院内在庫がない薬剤を1剤でも必要とする患者様は、一律ですべて院外処方での対応となることをご理解下さい。
また、薬局とは異なり、当院ではお薬手帳をお渡ししていません。その代わり、薬剤情報提供書として、処方薬が記載された紙をお渡ししていますので、こちらを保管いただくようお願い致します。
他の医療機関にて何らかの薬剤の処方を受けている方は、重複投薬を避けるためにも、お薬手帳をお持ちの場合は提示いただければ幸いです。
診療科目
内科
当院では、発熱や鼻水、咳、腹痛、下痢、めまいといった急性症状から、生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症など)・貧血・喘息・肺気腫・不整脈・骨粗鬆症をはじめとした慢性疾患まで、総合内科専門医が幅広い内科診療を行っています。急に症状が出た場合や、慢性疾患の治療やコントロールが必要な場合にはいらしてください。また、はっきりとした症状がなくてもなんとなく不調が続く、疲れやすくなった、健康診断の結果に不安がある、どの診療科を受診したらいいのかわからない、リスクの高い病気を予防したいなど、健康や体調に関するお悩みがある場合にもご相談ください。
消化器内科
消化器は、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸といった消化管、そして胆のう・膵臓・肝臓など消化を助ける臓器を含みます。消化器内科では、こうした消化器全ての疾患や症状を専門的に診療しています。消化器疾患の主な症状には、飲み込む際の違和感、吐き気・嘔吐、みぞおち・胃の不快感・痛み、腹痛、下痢・便秘・血便・黄疸・発熱などがあります。早期治療が必要な重大な消化器疾患でも軽い症状しか起こさないことも多く、消化管は炎症を繰り返してがん化しやすい傾向があります。できるだけ早期に正確な診断を受け、適切な治療を受けるためにも、消化器症状がある場合には1度ご相談ください。
また、当院では、肝臓・胆のう・胆管・膵臓も専門的な診療を行っています。これらの領域では、悪性の場合でも早期に症状が現れることが少ないです。ウイルス性肝炎や胆石・膵のう胞など癌のリスクをお持ちの方は、定期的な検査を心がけて頂きたいと思います。
肛門内科
肛門疾患では、いぼ痔(痔核)、切れ痔(裂肛)、痔ろう(あな痔)で受診される方が多くなっています。痔ろうの治療には手術が必要ですが、いぼ痔や切れ痔は保存的療法で楽に治せることが増えています。便秘や下痢があると痔を悪化・再発させやすいため、その治療も同時に行っています。また肛門疾患と大腸疾患には共通した症状を起こすことが多く、早急な治療が必要なケースもあります。当院では消化器内科の専門的な診療も行っていますので、痔が疑われる症状がありましたらご相談ください。なお、当院では患者様のお体やお気持ちに配慮した負担の少ない診療や対応を心がけていますので、安心していらしてください。
肝臓内科
肝臓は本来ある程度の障害を受けても、代償作用が働いて、元に戻ることができるので、少々の障害では症状が現われません。そのために肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれています。しかし肝臓の障害が少しずつゆっくりと進行していても、自覚症状はありませんから、気がついたときには手遅れになっていることが多いので、注意が必要です。健康診断で肝機能異常を指摘された、疲れやすい、目や肌が黄色いと言われた(黄疸)・尿が異常に濃い・お腹が張ってきたなどの不調に気付いた場合には、できるだけ早く肝臓内科を受診してください。
当院では、ウイルス性肝炎や自己免疫疾患などの幅広い治療を行っています。また高度な検査や治療が必要な場合には連携している総合病院をご紹介して、適切な医療を受けていただけるようにしています。